「月々の返済額」は同じでも、借入額は変わります
住宅ローンの金利が上昇傾向にあります。金利が上がると「毎月の返済が増える」というイメージが強いのですが、購入計画にもっと直接影響するのが**「借りられる金額(借入可能額)が減る」**という点です。
多くの方は、家計から無理なく出せる月々の返済額を基準に予算を考えます。この返済額を変えない場合、金利が上がるほど借りられる金額は少なくなります。
試算:月々10万円の返済、35年ローンの場合
現在の変動金利は1.6%(2026年10月時点・保証料別)です。毎月の返済額を10万円(元利均等返済・35年)で固定し、金利が0.5%動いたときの借入可能額の目安を見てみましょう。
| 金利(年) | 借入可能額の目安 | 現在(1.6%)との差 |
| 1.1% | 約3,480万円 | 約プラス270万円 |
| 1.6%(現在) | 約3,210万円 | ― |
| 2.1% | 約2,970万円 | 約マイナス240万円 |
金利がわずか0.5%上がるだけで、借入可能額は約240万円少なくなります。同じ月々の返済額でも、買える物件の選択肢は変わってくるのです。
※計算上の目安です。保証料・事務手数料などの諸費用は別途かかります。実際の審査結果や条件を保証するものではありません。
購入計画にどう影響する?
- 希望エリアや広さを見直す必要が出る:予算内に収まる物件が減る
- 自己資金(頭金)を増やす必要が出る:不足分を現金で補う場合
- 購入時期の判断が難しくなる:待つほど条件が厳しくなる可能性がある
今からできる3つの準備
- 金利タイプを比較する:変動金利と固定金利では、金利水準も将来のリスクも異なります。特徴を理解したうえで選びましょう。
- 返済額の上限を決めておく:「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」から逆算するのが基本です。
- 早めに事前審査を受ける:今の条件で借りられる金額を把握すれば、物件探しの軸が定まります。
まとめ 金利の動きはコントロールできませんが、「自分の場合はいくら借りられるのか」を早めに知っておくことで、慌てずに判断できます。当社では、住宅ローンの事前審査のご相談や、ご予算に合わせた物件のご提案を承っております。「まずは借入可能額を知りたい」という段階でも、お気軽にお問い合わせください。

